日本車、北米販売が減速 - 日本経済新聞 日本車各社の北米市場での販売鈍化が鮮明になってきた。トヨタ自動車など6社の2016年度の販売台数は前年度実績比2.5%増の820万台と伸び率は15年度(7.8%)の3分の1以下にとどまり、5年ぶりの低水準となる見通し。北米では買い替え需要が一巡、原油安で米社が ... (出典:日本経済新聞) |
世間で盛んに言われていることがある。それはこんな三段論法だ。
まもなく電気自動車の時代が来る
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技術がコモディティ化して参入障壁が下がる
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中国車の時代がやってくる
こういう話をする人は、まず例外なくフィーチャーホン(ガラケー)の覇権時代から転落した日本の家電メーカーの携帯電話やスマートフォンの話を念頭に置いて、あるいは直結的になぞらえて話をしている。
基本的な概念としては日本の高度経済成長時代を支えた垂直統合型ビジネスモデルが終わり、水平分業型に移行していくという考え方だ。それ自体が間違っているわけではない。
日本車はガラケーと同じ末路をたどるのか?